ルーブル美術館でのピンチ
2006年 08月 06日
ここはとてつもなく広い。
代表的な作品だけをピンポイントで観ることにした。
しかし、pooはひどい時差ぼけになっており、じきに眠たいしんどいと言い出した。
仕方なくだっこしながら館内を巡るはめになる。すさまじい人ごみの中を移動する。
するとあっという間にキキと離れ離れになってしまった。
荷物はすべてキキが持っている。ここは天王寺美術館ではない。
ルーブルは過去に二度訪れたとはいえ、マップがなければさっぱり位置がつかめない。
寝ぼけたpooを引き連れていきなりピンチに陥ってしまった。
ルーブルでは館内アナウンスなどない。万が一あっても、こんなところで名前を呼ばれたら国際的な恥をさらすことになる。とはいえ相当あせっていた。
しばらく、サモトラケのニケの前でまっていたのだが、あきらめて、入り口のサービスセンターにいく。5分ぐらいしてキキがあわてながらやって来た。一度会場を過ぎると、そこはなかなかもとにもどることができないシステムになっていたそうだ。
結局、モナリザ、ミロのビーナス、ニケ、ボッティチェルリの作品ぐらいしか観ることができなかった。
五歳のpooにはきつい行程だったと思う。翌日から時差になれ全員が元気に過ごせるようになった。